根場民宿自然村 - 富士山の麓、山梨県富士河口湖町で楽しむ 各種自然体験ツアー

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厳しい自然の中で力強く生き抜く植物や動物たちの実態や、溶岩洞穴の生成過程などを、経験豊富なインストラクターが楽しく解説します。



●生命の神秘を学ぶ~青木ヶ原樹海

 青木ヶ原樹海は、約1100年前の噴火の後にできた原生林です。噴火口は富士山の頂上でではなく中腹で、今は「長尾山」と呼ばれているところです。噴火した溶岩が冷え、その上にコケが生え、葦が生え、やがて樹木が生え、今のような原生林になりました。
 現在、樹海の「地表土」の厚さは平均3cmで、その下は溶岩が固まった岩盤です。このように特異で過酷な環境での、動・植物の営みにはこの青木ヶ原樹海でしか見ることができません。

●雨乞いの神~竜宮洞穴

水の神「豊玉姫命」を祭った洞穴です。むかしの人々は水不足のときに竜神に雨乞いの祈祷をしました。今でも、厄除け、商売繁盛、健康祈願にと多くの人々が訪れます。
 現在でも8月2日には「竜宮祭」が行われており、人跡未到の樹海の中では唯一人間との関わりを強く持っています。


●富士山と樹海を一望~紅葉台

 紅葉台は、富士山ができる前からある御坂山塊の一部です。ここでは、特異な原生林「青木ヶ原樹海」と一般的な「森林」との違いを観察できます。展望台からは、富士山の寄生火山や青木ヶ原樹海の広がりを一望できます。

●こうもりが棲む~西湖コウモリ穴

 富士山麓には、100以上の洞穴があります。中でもこの洞穴は三層構造になった珍しいものです。
 この洞穴は一年を通じて同じ気温です。コウモリが棲みやすいので、かつては多くのコウモリがいましたが、人が入り環境を変えてしまったので、コウモリがいなくなりました。
 そこで、近年、富士河口湖町(旧足和田村)によって整備され、コウモリが戻ってきました。支洞も含めて総延長350m以上ある洞穴の奥に、コウモリが棲んでいます。




 昼間は見ることが出来ない動物でも、夜、静かな樹海の中で息をひそめていると、出会うことが出来ます。主役はヒメネズミです。丸い目をした小さなこのネズミはミッキーマウスの仲間です。

 夜、樹海の中、暗闇と静寂に包まれ、五感を研ぎ澄ますことで自然を実感するツアーもあります。


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